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親水整備前の姿
(提供:東京都建設局河川部)
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親水整備後の隅田川
(提供:東京都建設局河川部)
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戦後の隅田川は、水際を工場や倉庫が占有し、自体がドブ川化していくことで人々に敬遠される川となり、また産業や物流構造の変化によって生産の場としての活気も失っていきました。
その後、環境への熱い眼差しが廃墟化した都市の水辺に向けられ、昭和63年には「マイタウン・マイリバー整備事業」の指定を受けるなど、水辺を再生し川と融合するまちづくりが動き出し、都市生活の魅力的な場を創る取り組みが進められています。
河川の環境悪化の真っただ中にあるアジアの国々において、50 年で悪化し、改善されつつある隅田川は、アジアの先進事例と言えます。
→更に詳しい情報はこちら(PDF 35KB)
→第4回水辺・流域再生にかかわる国際フォーラム「隅田川を中心とした河川再生」講演資料はこちら(PDF 9.8MB)
→更に詳しい情報はこちら(PDF 1,092KB)
(出典:環境に配慮した川づくり整備事例集 H18.9東京都建設局河川部)
※本記事の掲載に際し、東京都建設局河川部の許可を得ています
【隅田川再生に関する書籍はこちら】
●河川を活かしたまちづくり事例集
●川・人・街―川を活かしたまちづくり
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地蔵原の水辺(左)と関が原の水辺(右)
(平成20年5月 丹内道哉撮影)
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横浜市瀬谷区・泉区を南北に縦断して流れる和泉川は、「ふるさとの川整備事業」として河川環境の整備が進められ、横浜市の河川環境整備の重点河川にも位置付けられています。
河川再生を行うに当たり、1990年代前半には、和泉川流域の動植物に関する基礎調査が行われ、これら自然の生物資源を守りながら、景観、土地利用の計画が行われました。
現在、和泉川は都市河川でありながら、水辺の生態系・景観・市民の利用の視点から川の持つ多様性が再生された好事例として、河川再生に取り組む関係者の注目を集めており、2005年には「土木学会デザイン賞」で最優秀賞に選ばれました。
→和泉川に関する「水辺を楽しむ」の記事はこちら
地蔵原の水辺 和泉川親水広場
→土木学会デザイン賞2005受賞記事はこちら(土木学会ホームページへリンク)
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福岡市中心部博多地区と天神地区を流れる博多川は、感潮河川でもあり流れがほとんど無いことから、かつては水質悪化に伴う悪臭やガスの発生により埋立論が度々登場した川でした。しかし、福岡市が平成2年に「博多川夢回廊」(博多川整備構想)を策定し、河川環境の整備に加え、周辺市街地再開発を行いながら、水辺と一体となった環境整備事業が進められています。
→「福岡市道路下水道局 博多の水辺空間魅力創出事業」ホームページはこちら
【博多川再生に関する書籍はこちら】
●河川を活かしたまちづくり事例集
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北九州市の都心部を流れる紫川では、昭和63年に「マイタウン・マイリバー整備事業」の指定を受け、河川を含めた都市基盤整備と周辺市街地の一体整備が行われています。紫川馬借地区では、治水対策の為の事業と合わせて、水辺の公園整備や道路整備、また民間開発のポテンシャルを高め、背後市街地を活性化するための様々な取組が行われ、河川を軸としたまちづくりが展開されています。
→「RIVER FRONT vol.51 紫川 景観に配慮した川づくり」はこちら
→「国土交通省 平成19年度 美しいまちなみ大賞」はこちら
→「北九州市ホームページ 紫川マイタウン・マイリバー整備事業」はこちら
→「紫江’S 水環境館」の紹介資料(水辺のミュージアム)はこちら
【紫川再生に関する書籍はこちら】
●河川を活かしたまちづくり事例集
●川・人・街―川を活かしたまちづくり
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広島市内を流れる太田川では、平成15年1月に国・県・市の三者で「水の都ひろしま」構想を策定し、戦後増やしてきた河岸緑地をベースに、「水の都」再生に向けた先進的な試みが行われています。この構想では、「つかう」「つくる」「つなぐ」の三つの柱を掲げ、水辺の利用に関する様々な社会実験により先導することや、市民・企業・行政が協働で取り組むことを基本に水辺再生活動が実施されています。
→「RIVER FRONT vol.54 水の都ひろしまの再生について」はこちら
→「太田川再生プロジェクト検討委員会」ホームページはこちら
【太田川再生に関する書籍はこちら】
●川・人・街―川を活かしたまちづくり
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現在の大川・旧淀川(平成19年10月 和田彰撮影)
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大川(旧淀川)沿いには、都市公園、河川の親水護岸、船着場の整備が一体となって行われ、親水性豊かな都市環境整備が行われています。中でも、大阪アメニティパークは、「水と緑と光にあふれたアメニティ豊かな複合都市空間を形成する」というコンセプトのもと、水都大阪に相応しい水辺空間が再生されています。
→「RIVER FRONT vol.51 水の都大阪の再生」はこちら
→「大阪府ホームページ 水の都 大阪の再生」はこちら
【大川(旧淀川)再生に関する書籍はこちら】
●河川を活かしたまちづくり事例集
●川・人・街―川を活かしたまちづくり
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大阪を代表する河川である道頓堀川では、「水の都・大阪」再生の一環として、水を身近に感じられる空間としての遊歩道の整備や、水質浄化・防潮機能・閘門機能を併せ持つ水門の整備により、周辺地域一体の水辺環境整備が行われています。
→「RIVER FRONT vol.51 水の都大阪の再生」はこちら
→「とんぼりリバーウォーク」ホームページはこちら
→「大阪市ホームページ 道頓堀川の水辺整備」はこちら
【道頓堀川再生に関する書籍はこちら】
●河川を活かしたまちづくり事例集
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納屋橋船着場(出典:RIVER FRONT vol.54)
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名古屋市の中心部を南北に流れる堀川では、沿川を工場や倉庫などの工業地区、また商業施設や住宅地などで構成される密集市街地が占め、多くの建物が堀川に背を向けて建てられ、また水質の悪化も著しく、かつての活気が失われました。こうした中で、名古屋の母なる川である堀川を再生しようとする気運が高まり、昭和63年6月に「マイタウン・マイリバー整備事業」の指定を受け、名古屋市と地元市民が一体となった堀川再生事業が現在も進められています。
→「RIVER FRONT vol.54 名古屋・堀川の再生とまちづくり」はこちら
→「都市再生 REPORT NO.2」はこちら
【堀川再生に関する書籍はこちら】
●河川を活かしたまちづくり事例集
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墨田区立花三丁目付近(昭和40年頃)
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江東区亀戸中央公園付近(現在)
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墨田区立花六丁目付近(現在)
※上記写真出典:「環境に配慮した川づくり整備事例集」(H18.9東京都建設局河川部)
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旧中川流域は、周辺地盤が低い為、洪水を防ぐ目的から河川の水位を低下させる河川整備が行われてきました。この事業と合わせ、河川環境に配慮した川づくりが行われ、親水性の高い美しい水辺空間が再生されています。
→更に詳しい情報はこちら(PDF 1,228KB)
(出典:環境に配慮した川づくり整備事例集 H18.9東京都建設局河川部)
※本記事の掲載に際し、東京都建設局河川部の許可を得ています
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1970年頃の多摩川
(提供:東京都)
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再生後の多摩川
(平成17年10月 土門晋撮影)
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多摩川上流部では、奥多摩湖をはじめとする観光施設が整い、レクリエーション地域として都民の憩いの場を提供してきました。しかし、中・下流部の沿岸は、東京都・神奈川県ともに住宅地や工業用地として都市化され、1965~75 年頃の高度経済成長期に水質悪化や高水敷利用の多様化が進み、沿川の住民たちの間から秩序ある空間利用計画の必要性が叫ばれてきました。近年は、下水道普及により水質が回復するとともに、自然再生の事業が実施されています。
→更に詳しい情報はこちら(PDF 34KB)
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居木橋より上流を望む(昭和47年)
(提供:東京都土木技術センター)
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居木橋より上流を望む(平成20年)
(平成20年8月 和田彰撮影)
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東京都を流れる目黒川流域は明治時代から都市化が進み、高度成長期には河川の水環境が著しく悪化し、水面に洗剤の泡が漂い悪臭のする状態が長く続きました。その後、下水道施設の導入や地域住民の努力などもあり、川の水質や景観は大幅に改善されました。
しかし、目黒川流域には今なお合流式下水道が多く存在し、洪水時には川から悪臭がするなど水環境の問題を抱えています。現在、目黒川では、水環境改善を目的とした下水再生水の放流や、高濃度酸素溶解水による水質浄化実験が行われるなど、花見が楽しめる水辺の再生を目指した各種取組みが行われています。
→>>更に詳しい情報はJRRNニュースレターNo.11(PDF 780KB)
→>>更に詳しい情報はJRRNニュースレターNo.12(PDF 262KB)
→>>環境整備に関連した目黒川緑道の記事はこちら
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高度経済成長期には生活排水が流入し水質が非常に悪化しましたが、周辺部の下水道網の整備が進んだことや、元々湧水が多いことなどから近年は水質が大幅に改善されています。
埼玉県に位置する下流部は護岸工事も小規模なものが多いため、親水性が高く、浸水公園のとしての利用が行われています。釣り客が多く、付近も住宅が密集していないので武蔵野ののどかな風景が残っています。特に新座市内以北の下流では釣り客が多く、付近も住宅が密集していないので武蔵野ののどかな風景が残っています。
東京都東久留米市を貫流する上流域は両岸にサイクリングロードが整備され、散策者も多く見られます。
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再生事業前の姿
(出典:リバーフロント整備センターHP)
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再生事業後の茂漁川
(平成18年9月 土門晋撮影)
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再生事業後の茂漁川 (平成18年9月 土門晋撮影)
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茂漁川は恵庭市の中心を流れる漁川の支流として、鮭の産卵する豊かな小川でしたが、周辺農地を洪水から守るために1950 年代から河川の直線化と三面工法による改修が行われました。その後、急速に市街化が進み、1986 年に改修に着手し、1990 年には道内二番目の「ふるさとの川整備事業」に認定され、「素顔の水辺づくり」をテーマに多くの多自然型工法を取り入れ、自然環境に溶け込んだ緑豊かな川に生まれ変わりました。
なお、茂漁川は2006年に「土木学会デザイン賞」で優秀賞に選ばれています。
→更に詳しい情報はこちら(PDF 52KB)
→土木学会デザイン賞2006受賞記事はこちら(土木学会ホームページへリンク)
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ビオトープ施工中の姿
(出典:リバーフロント整備センターHP)
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施工後5ヵ月後の姿
(出典:リバーフロント整備センターHP)
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荒川ビオトープは、河口から57km の荒川本川中流部に位置しています。ここでは、河川敷の麦畑や牧草地などの平坦地を改善し、隣接する北本自然観察公園とあわせ大規模な自然を確保し、生物の生息環境の整備が進められています。また、下流域では水辺空間の整備の一環として、再開発事業と一体となった堤防整備も行われています。
→更に詳しい情報はこちら(PDF 182KB)
By JRRN事務局 | カテゴリー: 自然豊かな河川再生事例,都市を流れる河川再生事例,舟運を活かした再生事例,関東 | コメント(0) | トラックバック(0) |
湾岸を取り巻く北九州工業地帯からの未処理の工場排水を受け、魚影がほとんど見られない「死の海」と化した洞海湾が、産官学民が一体となった「工場排水規制」、「下水道整備」、「汚染底質の浚渫」等により、海洋生態系やクルマエビ漁が復活するまでに回復しました。
→更に詳しい情報はこちら(PDF 29KB)
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再生事業前の姿
(出典:リバーフロント整備センターHP)
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再生事業後のいたち川
(出典:リバーフロント整備センターHP)
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横浜市では過去の河川改修によって平瀬化して貧相な環境となった「いたち川」の自然を復元するため、1982 年から低水路整備による水辺の自然復元を開始しています。平常時において水深を確保することや、水辺に植生を回復すること、瀬や淵などの河床の微地形を復元すること、そしてリバーウォークを整備する取り組みが行われ、今では自然豊かな水辺が復元し地域に愛される川となっています。
→更に詳しい情報はこちら(PDF 31KB)
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蛇行する釧路川
(出典:リバーフロント整備センターHP)
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貴重な自然環境を有する釧路湿原を流れる釧路川では、周辺の土地開発や流入河川の直線化に伴う湿原域への土砂の流入の増大、また地下水位低下等を理由に自然環境が悪化してきました。そこで、釧路湿原の保全について関係機関が連携したて様々な取り組みが始められ、蛇行する河川の復元をはじめとする湿原保全に積極的に取り組んでいます。
→更に詳しい情報はこちら(PDF 25KB)
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標津川の自然復元試験地の様子
(出典:旧・北海道開発局HP)
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標津川は、洪水対策および泥炭地帯だった流域の水はけをよくするために地下水位を下げる必要があたため、蛇行した部分を切って直線化する事業がこれまで実施されてきました。しかし、時代の変化とともに標津川を取り巻く状況も大きく変わり、河川環境に対する地域からの声が多く出るようになったことを受けて、標津川で自然豊かな昔の川の復元を目指し、自然復元型川づくり計画に着手しました。自然復元に対する効果や影響を調査するため、過去に河川が直線化された区間を一部試験的に蛇行河川に復元しています。
→更に詳しい情報はこちら(PDF 30KB)
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鶴見川流域は、1960 年代以降の急激な市街地開発によって治水・環境・防災等のさまざまな問題を抱えることになりました。こうした中、流域全体での問題解決を目的として、学識経験者、流域自治体、河川管理者からなる委員会を設置し、河川整備と流域における治水対策を一体的に進める取り組みに着手しました。これはわが国の総合治水対策の先駆けとなり、流域自治体の都市計画や開発行為の段階から、流域において雨水の流出抑制策など流域対策に取り組みへと発展しています。
→更に詳しい情報はこちら(PDF 30KB)
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一度は荒廃してしまった柳川の掘割。全国の先駆けとなった住民参加の環境改善の取り組みの原動力は、100 回を超える住民と行政の話し合いの中で、住民一人ひとりが魚釣りや水遊びをしていた「堀との暮らし」を思い出したことにあります。
市民の理解と協力を得た結果、浚渫作業を住民との協働作業で実現し、再生事業を短期間で達成することができました。特に沿岸の緑化修景や遊歩道の建設まで進めた域内地区中心部の城堀筋は、市民の憩いの場として有機的に活用され、多くの観光客が訪れ柳川市の経済活性化にも貢献しています。
→更に詳しい情報はこちら(PDF 184KB)
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