みなさんは雨がすきですか?きらいですか?雨の音がすき、長靴がすき、傘をもって歩くのが面倒、ぬれて大変、人それぞれ雨に対するいろいろな想いがあると思います。では、私たち人以外のいきものは、雨とどのように関わりながら過ごしているのでしょうか。いろいろないきものの立場から雨をみてみると、雨とのつきあい方は実に多様であることがわかります。雨を待っているカエル、雨粒をはじく羽をもつチョウ、川の増水でつくられた場所を好む魚や植物、みんな雨と上手くつきあいながら暮らしているのです。この企画展では、いきものにとっての雨の恵みをテーマにした展示を、日本各地を旅する3匹の「アマツブ楽団」がご案内します。日本の雨の特徴、雨に関する研究成果などのパネル、雨といきものに関する絵本展示やクイズ、雨音の楽器などの体験展示もあります。そして、注目は映像で降ってくる雨の言葉と触れ合うインタラクティブ展示“ことばあめ”。アマツブ楽団と一緒に、ふだんと違った視点から雨を眺め、雨とのつきあい方について考えてみましょう。